田中角栄語録より 2



「上越新幹線の終点は、新潟ではない。
中国東北部であり、シベリアだ」



待てば海路の日和だ?僥倖(ぎょうこう)なんて降ってはこない。
すぐに仕事に手をつけられないとなると、
二十年政治家として何をやっていたのかとなる。
鉄は熱いうちに打てだ。



力のあるうちに、できるだけ早く、大きな仕事をやるべきた。
熟慮断行もヘチマもあるものか。



新しいリーダーの現出は、”珍しさが花”、
その珍しさの褪せぬうちに仕事に取り組むことがリーダーの条件である。



リーダーたる者、企業であれ何であれ、周囲、足下の人間たちは、
常に短気であり、珍しもの好きで飽きやすいものなのだとの認識から出発せよ。



発想はオリジナルで、言葉は平易で明快、内容は簡明直截である。
道学者流の持って回った難解な説教は一切しない。



リーダーたるもの、ひとたび正しいと思ったからには、
それこそ体を張ってでも、その決断を実行すべし。
地位に執着、おっかなびっくりでは何も前に進めることはできない。
リーダーは、その時点で失格なのだ。



毛利元就の三男、小早川隆景から黒田如水に当てたことば
「あなたは、勘のようなもので反射的に決断なさる。
ために、後悔も多かったのではないか。
私の決断は、熟慮に熟慮の結果だ。
だから、ひとたび決断したら実行あるのみ、
絶対に後悔はしない」



国会議員の発言は、国民大衆の血の叫びである。
理想よりも現実だ。政治とは何か。生活である。



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